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体験、そして発見(11月短信より)
二季化が進んでいると言われますが、今年もそれをひしひしと感じます。暖かい陽気に油断してたら慌てて冬支度、という方も多いでしょう。ひろんたも朝晩の冷え込みが強くなり、1日の中にも二季ありという感じです。 先月まででお伝えしていた母屋運営の移行も何とか進んでいます。今月は2年目からいてくれた風浦さんともうひと方を見送りました。寂しいし、新しい道は不安だらけですが、物事は常に移り変わるものです。景気づけも要るしと、これからも残ってくださる方のお誕生日を五島牛のヒレステーキでお祝いしました。喜んでもらってこちらも幸せ。 先月はまた京都から学生インターンの山本さんを迎えました(下記)。田んぼ作業にかかわってくれた地元の高校生がハム作業体験にも来てくれました。やっぱり上の世代と若い世代どちらもいてくれると、暮らしの円がより完全になる気がします。そんな場所をめざして、地道に前を向いていこうと思います。(歌野杳) 【ひろんた村体験】 今回参加させていただいた5日間のインターンシップでは、多くの学びと気づきを得ることができた、とても濃い時間でした。 とれたて


ひろんた村、変わります(9月の短信より)
【ひろんた村、再スタートに向けて】 季節が移り変わりつつあります。空も雲も高く、稲穂も色づいてきました。 そんな季節の変わり目、ひろんた村も転換期を迎えています。このたび、介護事業からの撤退を決断しました。やはりこの規模で介護保険を使わない住宅型ホームは経営的に難しく、...


節子さん、ありがとう
今年 まさかこの日がこんなに早く来るとは。 母屋開所からずっといてくれた節子さんが、今月12日に永眠しました。3月にコロナと肺炎で入院。それでも5月のお誕生日は元気にニコニコお祝いしたのですが、6月、7月と入退院が続いて、最期は脳梗塞であっという間に去ってしまいました。節...


田植えと、デイサービス(6月の短信より)
【田植えができた!】 はまった 先月のハムのあと、最後の窯を開けて出炭し今年の炭焼きも終わり。それと並行して田んぼの準備です。今年は田起こしと代かきの間にトラクターが4回も埋まるという事件続き。最初は山村さんのトラクター技術で出してもらい、残りの3回は大工の清人さんがレ...


お米を作ろう(4月の短信より)
【今年こそ、米を】 お米の値段が大変ですね。実は母屋は、そのしばらく前からおコメ不安が始まっています。というのも、生産者の農家さんが近々作付けを減らす予定と聞いていたからです。 母屋は、五島列島北端にある宇久島の減農薬米を毎月送ってもらっています。減農薬栽培を始めた農家...


遠くに居ても、黒糖で(1月の短信より)
【年末と新春】 大寒を迎え、朝は霜で真っ白な日も多いひろんたです。それでも暖冬で、雨も雪も降らず水が足りません。椎茸は頭を出したきり育たず、原木にくっついたままベビー干し椎茸になる有様。気候は毎年、おかしいのが普通になってきています。...


トメさん、ありがとう。
写真:よく部屋で二人で並んで腰掛け、キャラメルを食べていました。
大正15年生まれの田中トメさんは、10月30日で98歳になりました。好きなものや食べたいものを聞いても「贅沢はダメー」とニコニコして言わないトメさん。


ひろんたの恵み(11月の短信より)
椿油を搾る・農園の仕事


季節の営みと気候変動のお話(9月の短信より)
暑さが少し緩んだか?という9月はじめ、エイヤっとがんばって味噌と醤油を続けて仕込みました。醤油は以前、冬に仕込んでいたのですが、一度夏にやってみたら麹の元気がよく、それからは夏仕事になっています。味噌は年に数回仕込んで、順番に開けて食べます。 工程は、醤油:...


『砦の上に』(7月の短信より)
【『砦の上に』紹介】 今回は、鹿児島の出版社「南方新社」社長、向原祥隆さんがこの春に出した本の紹介です。 東京暮らしに嫌気がさして帰郷し、釣りと畑で楽しく暮らせるけどさすがに何かやらねばね、と出版社を開業して30年。本って9割方が東京から出版されているらしく、地方の出版社は...


いのちを育て、食べる(4月の短信より)
【「ひろんた」の移り変わり】 本当に雨の多い春です。冬からずっとそうで、野菜や果樹も日照不足。晴れると農園長もチームも、花壇のお世話をしてくれるSさんも大忙しです。 母屋のお花見も雨の合間を縫ってやりました。異常な気候の中にも一生懸命咲く桜の下で、みんなで食べて飲んで歌って...


明るい未来のために…(2月の短信より)
本当に晴れない冬です。 例年なら炭焼きを始めているところ。人手不足もありますが、天気が悪くて作業が進みません。しかし気温は高く冬野菜は一斉にトウが立ち始めるし、お花好きのハムのスタッフさんも「夏の花がずっと咲いてる」とぼやいています。...


年越しに向けて(12月の短信より)
誰も彼もが「もう!?」と驚く年末です。一年の早さに驚くのは年のせいか、世の常か、それとも現代社会の現象の一つでしょうか。 早いといえば、ひろんた村母屋もオープンから11月で丸5年です。母屋歴3年のHさんが発起人となり、さらに多大な協力をいただいて12月5日に盛大なパーティを...


収穫の秋、旅の秋(11月の短信より)
収穫の秋、ひろんた村では住人もお客も、時には夜勤明けスタッフも、入れ替わり立ち替わり収穫作業に勤しんでいます。米、ささげ類、芋、そして大豆。それらが土から芽を出して育ち、熟してそれぞれの色に落ち着く様子を頭に描くと、自然の力ってなんてすごいんだと改めて感心します。食欲の秋も...


暮らしを作る「時間」とは(5月の短信より)
猛暑や気温の乱高下、台風発生など今年もあちこちで異常気象を耳にします。こちらはいつまでも何となく薄寒い初夏です。 今月は1月以来のひろんた豚で、子どもの頃に脚を傷めたにも関わらず大きく育ってくれました。入れ替わりで子豚を入れるといつも大豚に虐められるのですが(そして脚を傷め...


持続可能性へのヒント(4月の短信より)
桜はあっという間に散りましたが、入れ違いに満開になった田んぼ一面のレンゲが春の青空に映えています。母屋のみんなも元気だし、4月もひろんた村はお客さんが続いて賑やか。また、豚の出所である味菜自然村が筍を送ってくれて、筍ざんまいの週もありました。折よく畑の山椒の葉もわんさか茂り...


半農半介護ひろんた村お話会in大村市
半農半介護の取り組みをご紹介し、循環を取り入れた暮らしや介護について、相互に思いを共有する場を開きます。 お金がなくても、ほどほど豊かに暮らすには? 田舎暮らししなくても、できることは? などなど。 相互に湧き出る声に耳を澄ませて、 ひと時を過ごせたら幸いです。 ...
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