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明るい未来のために…(2月の短信より)

本当に晴れない冬です。

例年なら炭焼きを始めているところ。人手不足もありますが、天気が悪くて作業が進みません。しかし気温は高く冬野菜は一斉にトウが立ち始めるし、お花好きのハムのスタッフさんも「夏の花がずっと咲いてる」とぼやいています。

気候はどんどん異常になり、世界はきな臭くなって、社会はさらに殺伐としていくようなこの頃。悪いことを見ると不安だらけです。


雨の合間をぬって炭焼き準備中です

ひろんた村には世界を変える力はありません。でもひろんた村が世界に変えられないために、手を動かし身体を使い、土地がくれるものを大事にして暮らしたい思いが一層強くなってきます。他国の人や未来や自然から掠奪しない暮らしの模索が、せめてものできることだと思います。成長も繁栄もしなくていいから、地味で温かい暮らしを続けていきたい。


そうは言ってもひろんた村もまだまだ、たくさん矛盾を抱えています。理想を掲げて一進一退やっていこう。お仲間募集中です!

そんな中、先週また「暮らし体験」に若者が来てくれました。24歳のゆりかちゃんは、現在暮らしの基本となるものの見識を広めるべく巡業中。雨が多い日々、太陽のような笑顔とまっすぐな情熱を振りまいていってくれました。「来てくれてよかった!」です。

たとえここにいなくても、こんなお仲間が増えると心が潤いますね。(歌野杳)


初めまして、こんにちは。

埼玉からまいりました、岸 由梨加です。


私は地球がだいすきで、地球となかよく生きたいです。地球が喜ぶと嬉しいし、悲しいと私も悲しい。お互いコミュニケーションとって、きもちよく生きたい。

自然で生きるひとつひとつが、すきであり、私にとっての喜びで元氣の源です。

まだまだ地球をぐるぐる、成長中の私でございます。


今回は、小値賀町大島と上五島ひろんた村にて、知恵や工夫を凝らし、その土地で自然に逞しく生きる人たちと共に過ごさせていただきました。


この本を読んで来てくれました!

切り干し大根は島の冬の風物詩(小値賀・大島)


「古老」徳蔵さんと妻のマツノさん

「いってよかった!逢えてよかった!」

さまざまな手仕事心づかい、畑、味噌づくりや火の番、歌を歌ったり。

ひろんた村で今を生きる人との暮らし。

どれも“生きる”に直結していて切り離せない。色々な気づきや発見、イイねが沢山。

(ここでは書ききれない)


そして埼玉に帰ってきて、より今の世の中のどうして?も沢山。例えば、食べるもの。躰を考えればよくないものが多すぎる。気づいてる人も多いのに、なぜ買う?なぜこんなにも沢山つくられる?おかしくなっちゃうよ。

コンビニやスーパーなどでもプラスチックなどの包装で溢れている店内。

人のためにと人がつくり、人は簡単に破棄する。それも本当に必要とする人は、ごく僅かだと思う。


この笑顔!

不自然に気づき、当たり前や便利を疑い、自分自身の今を見つめ直し、改めていく。いこう。

わたし自身から、少しづつ、

今あるものに感謝しつつ、変えていく。

よりクリアに。より自然に。この心と躰で精一杯生きるぞ^ ^

愛と笑顔をまんなかに、愉しくね。

ー希望ー


杳さんはじめ、歌野家のみなさん、出会えたみなさん、お読み頂いたみなさん、拙い文章でしたがありがとうございました!

また元氣に逢いましょう♪

(岸 由梨加)

【加工を終えて】

ここ一週間は雨か曇り、寒くはないけど鬱々とした天気が続いてます。皆様のところはどうでしょう。

 さて今回も味菜自然村の豚。小さいと聞いてましたがやはり62kgと先月より10kg減少。肉は赤みが強く柔らかめ、脂肪はまあまあ(バラ部分はやはり多い)ってとこでしょうか。ショルダーハムと焼豚がいつもより小さめ(といっても大小ありますが)。そして気になるソーセージの出来ですが、味菜村の豚としては結着が今一つ不良。それからこれは最近気になってるのですが固いスジ(?)が結構入ってますよね。豚の違いか、カット(する人)の違いか、はたまたミンサーの調子か、今のところ不明です。ソーセージ自体はまさに豚肉100%の味で良いと思いますのでしばらくご容赦ください。

 10月に中雛で導入した鶏たちが卵を産み始めました。鳥は春の訪れをいち早く感じるとか、畑も野山も春の気配が漂ってきました。この鬱陶しい天気もあとしばらく、はーるよ来いはーやく来い、です。(歌野啓子)


ひろんた村モモハムとソーセージの朝ごはん

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