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今年もよろしくお願いします(1月の短信より)

【新しい年になりました】

 年末のひろんた村はいつにも増して大わらわ。豚2頭分を加工する長い1週間が終わるとすぐに餅つき、そしてお節作り、年越し準備と続きます。



脱走豚に敗北して戻ったら、既にお祝いは始まってました

 元日は早朝からお節の盛り付けとお雑煮の支度に追われ、さあいよいよお祝いといういう時…

「豚が出ている!」

到着した客人の一報で、慌ててお客も一緒に駆けつけると、エサのバケツを盛大にひっくり返して先にお祝いしていました。お腹いっぱいの豚が柵の中に入るはずもなく、諦めて柵の修理は翌日に。お正月から泣かせ(笑わせ)てくれます。


 ひろんた豚の脱走は笑い事で済みますが、何という幕開けの2024年でしょうか。被災地が早く穏やかな日々を取り戻せるよう、心から願います。


 今年の年越しは、秋に来た北海道女子の富樫さんが応援に再来してくれて助かりました。また、元日の日のお祝いにはスタッフ松崎さんの友達、西田くんが加わり、そのあとひろんた村に1泊2日で滞在して薪運びや草刈りを手伝ってくれました。若い視点の新鮮な感想を残してくれています↓ 慌ただしい時期で、西田くん本人の写真がないのが残念です。


【上五島・ひろんた体験】

はじめまして。

ひろんた村スタッフの松崎美和さんに誘われて、初めて五島列島に上陸しました、東京出身の西田貴博(シャー)です。一次産業や日本の素敵な風土、景色を味わいたくて、農家さんのお手伝いをしながら全国回って3年が経ちました。仲間達と衣食住丁寧にイキイキ暮らす、場所探しの段階です。

さて今回、松崎家と歌野家に正月の数日居候しました(美味しいものいっぱいで天国だ(笑))。書き残しておきたいことは。


【手作りのもの、いいね!】

・自家製ビール、焼酎旨すぎ。

(クラフトビール屋で働いていた僕だけど、おかわり!普通の焼酎は苦手だけど、自家製はイケる!)

・干し柿、キムチ、パン、チャーシュー、サラミ、餅、かんころ餅(旨すぎて、キッチンにまとわりついていた?)

・おせち美味しいー。どこかに定住したら、みんなで手分けして作って食べよう。(一人では作る気にならない)


【田舎のエネルギー】

・お風呂。薪だけで、水から沸かすの大変。太陽熱温水器って便利ダナー。熱効率の良い風呂釜だと木材少なくて済むんだね。

・七輪でチャーハンや炒め物の発想無かった!火の扱い巧みになれるね。

・お風呂の消し炭をコタツに。

炭って便利だなー。

・プロパンガス、ガスの容器さえ持ってるといいかも。契約しなくても、自分で補充しにいけばガス使える~

・暖房用の薪を用意するのに、

チェーンソーの使い方を分かっておくといいね。


【驚きの動物】

・豚の食事をあげる直前の狂ったように叫びまくってる様子にびっくり。


脱走豚の奥では人間が作戦会議中

・鶏を胸にダッコするの暖かくて気持ちいいね。

・ぺろ太(犬)どんだけマーキングすんねん(犬飼ったことない)。


一言。

自分で作ったものを、誰かにお裾分けしたり、されたり。いいね、定住生活。


ーー

話は変わって。

敬さんが町長選挙に挑んだことがあったとのこと。そこから思考が膨らみ… 自分達の暮らしに関わることなので、どの政治家を選ぶかは大事だから、選挙があるときは立候補者を調べたいもの。(この中から選べないわってこともありますよね~(^^;、自分が出馬してみちゃったり?)

(忙しすぎて、調べることさえできないことも。そんなビジーは考えものやね。)

そして、日々の買い物にも注目してみたい。どこの誰が作ったモノを買うか。それだって投票。

どんなに良い考えで作った商品も買われなければ、作られなくなる。(ただ、良いものって高いですよね~(涙)、お財布事情との綱渡り。僕は渡れてないことあるけど。)

そうだ!作れるモノは自作にも挑戦!そして...

私たち市民が、誰かに任せるんじゃなくて、こうゆう世の中いいよねってなるには、どう人としてあろうかと考え、各々の得意なことを活かして、愉しく過ごす。


話は戻って、ひろんた村の物を買うことは、ひろんたの為だけでなく、今後そうゆう村作りを違う所でしたい人の為にもなります(ぼくみたいな!)。買い物で応援するも良し、スタッフとなって、居心地の良いコミュニティ運営を目指すのもよし、フラッと訪れた僕のように草刈りのお手伝いするもよし?...(手伝えることあってよかったわー。)


ホームページだけでなく、実際に訪れて、五島を肌で感じて、人と話せてよかった。


また遊びにいきまーす^^

All is well! きっとうまくいく!



【今月の豚】(味菜自然村より)

この冬は暖冬と言われていますが、山の上の味菜自然村はやはり寒いです。

確かに晴れてる日の昼間は太陽の光が暖かく、気持ちがよく、豚さんたちは放牧場のど真ん中で日向ぼっこしています。

でも夜は気温が下がり、体調崩す子もちらほら。それでも断食して3〜4日で回復します。断食して治すってすごいですよね。

今回の豚さんはご飯の量を自分で調整する子でした。たくさんあげると残します。腹八分目を知っている子でした。それでも脂の付き方はまぁまぁだったそうですが(笑)

豚さんも1頭1頭、性格が違い、育てていると色んな発見があります。放牧してるからわかることなのかもですね。

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