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啓蟄 イノシシも…

 やっとまとまった雨が降るようになり、カエルの声とともにいろんなものが動き出すのを感じます。生き物も、物事も。お客さんもちらほら来ます。


道

 月初めには同じ五島の奈留島から、それぞれ「好き」を仕事にしながら島暮らしを楽しんでいる若者3人が来訪。炭材運びと、炭窯までの道の端の崩れた部分を一緒に補修してくれました。石積みは燃えるんです。「この石かな」「動くから小さい石を噛ませなきゃ」「三角の石ないかな」。あれこれやって、帰るまでに基礎が完成。数日後にもう少し積んで、軽トラも脱輪せずに通れる道になりました。通るたびに思い出して嬉しくなります。手仕事は全て経験、「楽しい」が根っこにあればさらに中身の濃い経験です。


 半ばには国際交流員グンジャンさんを招いてインド料理教室を開きました。メニューはじゃがいもとキャベツのサブジと平たいパン、パラタ。自家製全粒粉の香ばしさと土間に置いた七輪に、ひろんた感を感じてもらえたかも。

 先週は香港から旧知のお客さんが来て、ひろんた豚のモツ煮(下記の丸山氏作)やヒレカツを味わってもらいました。

 炭焼きも進んでいます。最初の窯は冷えていて厄介ですが、丸2日焚いて今日(26日)やっと炭材に着火した様子。忙しい日々は続きます。(歌野杳)






【ウリ坊騒動】

木蓮の花が開きレンギョウが咲き誇りスモモの花も少しずつ咲いてきたと思ったら、なんと今日は雨の中桜が咲き始めてました。何でしょう、これは。おかしいですね。

 おかしいと言えば私の畑もこの1ヶ月半ウリ坊に泣かされてます。最初はゲートの閉め忘れですが、一度入って味をしめたのでしょう(畑は猪・鹿除けワイヤーメッシュで囲っている)。ちょっとした隙間から侵入。 隙間はほとんど無くしたのにまだ入る。困って害獣防除のプロ(隣人でありハムの助っ人でもある丸山氏)に相談したら、ワイヤーメッシュの大きい目(15cmx20cm)からも出入りすると。目撃情報もあります。ありゃ~、何てことでしょう!あの升目を通るならどこからでも出入り自由ってことです。「網があるなら掛けるの手伝うよ」と丸山氏が言ってくれ、翌日家人と私、丸山氏の三人で網掛け。絶対来ないと思われる所は一部省きましたが、ほぼ全面に張りました。因みにここは約三百mx三百mの結構広い畑。まあスムーズにいったけど、それでも大変でした。

 やれやれと思っていたら、なんと翌日いつも通り(?)畑のあちこちグジュグジュ這い回ってます。大きい猪のように掘り返すことは無く、例えば玉葱の苗の間を掘りながらミミズとかを食べてる様子。これはいかんと又省いてた所も網張り。しかし翌日も入ってます。網の裾が短い所や合わせ目が怪しいかと思い、紐で縛ってみましたが、それでもダメ。もう徹底的に網とワイヤーメッシュを縛るしかないとニ升目毎、危ないと思う場所は一目毎縛る。この作業に3日かかりましたが、ようやくストップがかけられたようです。

 一週間経っても侵入した形跡はなくホッとしていますが、まだ油断は禁物です。先の丸山氏によればもうウリ坊ではないはずだが、餌がなくて大きくなれないのではないかと。今でも毎日(晩)侵入口を必死で探し回ってると思うとウカウカできません。隙を見せないようにしなくては、です。

 ということで春の野菜作りはやっとスタートしたばかり。出かかっていた春大根の芽がウリ坊で滅茶苦茶、先日蒔き直しました。遅れていたジャガイモの種下ろし、サツマイモの苗床も作り終え、ほうれん草も今日やっと蒔いたところ。そうこうしていたら桜も咲いてきてもうすぐ四月。カボチャやキュウリなどウリ類を蒔く時期になってしまいました。季節の巡りは早い、種蒔きに追われる時期は殊更そう感じますが、今年はウリ坊のおかげで例年以上。心忙しくなっています。

 さて今年の畑、春夏野菜はどうなるか。種を蒔く時(その前種選びの時かも)が一番心ウキウキします。実際は天気に一喜一憂、虫に泣かされ思うように育たずガッカリすることの方が多いかも。でもやはり畑は楽しくてやめられません。なぜならそこに「生(命)の営み」があるからかなあ、と考えたりしてます。生きてるものと触れ合って自分も生かされていると感じられるんじゃないか、なんて。皆で春の息吹をいただきましょう。(啓子)

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長崎県南松浦郡新上五島町鯛ノ浦郷87−658

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