色々と考えさせられる一年余でした。
医療設備も限られる離島では、「持ち込むべからず」を原則として感染拡大を防いできました。一方で、教職員などの異動や、通院といったやむを得ない出入りもあります。また、お互いとの繋がりやその関係性の中で存在する人間としては、こんな社会の状態が続くと未来への展望も持てなくなってしまいます。現実的に、暮らしや事業も崩壊してしまったりもします。多かれ少なかれ、誰もがそのジレンマの中で苦しんでいると思います。
その中でひろんた村は、以下を原則として注意を払いつつ、オープンであることにしています。
◉スタッフの日常義務
□マスク着用
□出勤時の手洗い、手指消毒
□出勤前の検温(体調不良時には出勤しない)
◉母屋利用者を含む行動原則
□面会:家族と利用者の判断で原則自由
□利用者の外出:本人判断
□スタッフの行動:自己判断(島外外出・外食など)
◉島外の方への対応
□施設見学:島外からの方は、土間と外からの見学
□入所体験:島内ホテルなどで3日の自主隔離ののち検査
□自給学校・自給暮らし体験:島に来る前と到着時の検査。母屋への立ち入りは極力控えてもらう。
*来島に先立って毎日検温していただきます。
「こころの療養」は今しばらく受け入れを停止していますが、長期であれば入所体験と同じ条件でご利用可能です。
このようにして「自給学校」や「自給暮らし体験」は再開しています。
春の自給学校では、炭焼きやお茶摘みと加工、水源の管理などを行いました。前回来てくれた楽しい仲間が集まり、また元気をたくさんもらいました。
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