ひろんた式自給学校は、歌野家の「ひろんた」での暮らしの技術を共有する場です。歌野家は、少々頭でっかちでせっかちなKちゃんと、それに翻弄されて逞しく成長した小さなK子ちゃん夫婦が、3人のこどもを育てた家。完璧じゃなくていいから何でも作ることが目標なゆえ、「技術」は歌野家仕様にカスタマイズされています。
そういうわけで、「ひろんた”式”自給学校」なのです。
2020年9月、世も終わりかという報道で日本中を揺るがした、割に9号ほどではなかった台風10号の直後に、第一回の自給学校が開催されました。北九州から石河さんがフル参加、島内・奈良尾地区のゲストハウスでアルバイトしていた青木さんが部分参加、青木さんの大家さんやお友達も、部分参加してくれました。
6泊7日に
・焼酎用米麹の仕込み
・醤油麹の仕込み(メインメニュー)
・豆腐作り
・鶏締め・解体
・畑作業
・豚と鶏の餌やり
・醤油の本仕込み
・焼酎蒸留
・島内観光
などを詰め込んで、さらに青木さんによる竹細工体験も加わって盛況でした。
翌10月は、広島から古川さんがフル参加、ビール仕込みの誘惑に負けた石河さんが週末参加、一度島を出た青木さん島も戻ってきてくれ、また9月に引き続き青木さんの大家さんと高木さん、今野さんが部分参加されました。
10月学校は、
・焼酎用米麹の仕込み
・椿油絞り(メインメニュー。蒸し絞り、炒り絞り両方)
・豆腐作り
・納豆作り
・鶏締め・解体
・冬野菜種まき
・焼きアゴ作り
・ビールの仕込み
・焼酎蒸留
と、また盛りだくさん。おなじみになりつつある青木さんの竹細工、高木さんの蜜蝋リップバームなどが追加メニューとなりました。エネルギーに溢れた女性が集まっておいしいものをどんどん生み出し、食べて飲んで喋って、笑いの絶えない日々でした。
参加者それぞれの経歴も面白く、そんな面々が集まることも自給学校の魅力のひとつです。
その土地で、自分の手で、暮らしを作っていく力。その鍵は柔軟さにあると、こちら側にも気づかせてくれる学校体験でした。
これからもまだまだ続きます。ご興味ある方、いつでもお問い合わせください!
*こちらは石河さん、青木さん、古川さんの感想が詰まった「ひろんた村通信第3号」です。読み応えありますよ〜
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